果物解説

ドラゴンフルーツの神髄を知る 果物別解説-ドラゴンフルーツ編

ハイサイ!前回はシークヮーサーの魅力についてお話しました。今回はドラゴンフルーツについてお話ししようと思います。聞いたことはあるけど、食べたことはないという人もいるのではないでしょうか。

今回の要点まとめ

・ドラゴンフルーツはミラクルフルーツ
・むくみ防止に夏バテ予防、高いアンチエイジング効果も!
・他の栄養素を効率的に取れるため、スムージーで食べるのがおすすめ!

 

ドラゴンフルーツってどんな果物?

ドラゴンフルーツはナデシコ目サボテン科ヒモサボテン属に属する果物です。和名はサンカクサボテン、英名はdragon fruitです。別名ピタヤとも言います。

ドラゴンフルーツはサボテンになる果物です。

このような感じですね。このサボテンはとても大きくなり、手入れをしていれば1-2mでたくさん実をつけることもできますが、海外で自生しているものでは10m以上になるものもあるようです。

味は甘みと酸味もありますが、全体的に薄味で淡い風味が感じられます。南国フルーツの中でもさっぱりとして癖のない味で、生食やスムージー用のほか、サラダに入れたり炒めて食べられることもあります。

とはいえ、これはドラゴンフルーツは追熟(収穫後に熟して甘みが増すこと)しないフルーツのため、どうしても流通させるものは早取りしているからという理由もあります。

国内でも石垣島含む沖縄や奄美地方、九州の一部で生産されており、そのあたりでは完熟したドラゴンフルーツを食べることもできます。甘みが増し、今までの印象が変わることうけあいなので現地に行かれる際は一度食べてみることをお勧めします。

 

ドラゴンフルーツの栄養 高い健康効果が

それでは、ドラゴンフルーツの主な栄養素がこちらになります。

ドラゴンフルーツの主な栄養

カリウム(350mg)
・マグネシウム(41mg)
パントテン酸(0.53mg)
・葉酸(44μg)
・鉄分(0.3mg)
・ビタミンE(0.4mg)
・ビタミンC(0.7mg)
・食物繊維(1.9g)
ベタシアニン
アルブミン
※100g中の含有量を記載

それではそれぞれの効能を簡単にまとめます。

カリウム むくみ防止、高血圧予防、夏バテ防止
マグネシウム カルシウム他いろいろなミネラルの補助、体温調節、血圧調節
パントテン酸 LDL(悪玉)コレステロール低下、リラックス効果、免疫力を高める
葉酸 貧血予防、胎児の育成に必須
鉄分 貧血予防、体力向上、集中力向上
ビタミンE ホルモンバランスを整える、肩こり・生理痛・冷え性改善
ビタミンC アンチエイジング効果、美肌効果、インフルエンザ予防
食物繊維 便秘改善、生活習慣病予防
ベタシアニン 高い抗酸化作用(アンチエイジング効果)、抗炎症作用
アルブミン 栄養を運ぶ解毒効果、浸透圧調整

こういった効果があります。特徴的なものについてもう少し掘り下げてみましょう。

 

2-1.むくみや夏バテに効果あり!

ドラゴンフルーツには果物の中でもトップクラスのカリウムが含まれています。

このカリウムには余分な塩分や水分を排出する機能があり、むくみの予防になります。また、夏バテに効果があることも報告されています。

暑い夏を乗り切るのにぴったりですね。海から上がった後にドラゴンフルーツ入りのスムージーを飲むのもいいと思います。

 

2-2.動脈硬化などの生活習慣病予防にも!

ドラゴンフルーツにはパントテン酸が含まれています。これは本来、動物性の食品に多く含まれており、様々な酵母の働きを助けたり体内でエネルギーを作る際に役立てられています。

不足すると動脈硬化や頭痛、不眠、便秘といった様々な症状が現れます。ですが、多くの食品に含まれているため普段はあまり不足することはありません。

先ほども言った通り、肉類、卵、乳製品、魚製品などに多く含まれているため、ヴィーガンの方々などは積極的に取るべきフルーツと言えるかもしれません。

 

2-3.高いアンチエイジング効果あり!

次の項目で見ていきますが、ドラゴンフルーツには赤や白、ピンク、黄色といった種類があります。その中でも赤いドラゴンフルーツに含まれているポリフェノールの一つ、ベタシアニン高い抗酸化作用(アンチエイジング効果)があることで知られています。

さらに、シークヮーサーの回でお話ししました、栄養素同士の相乗効果がドラゴンフルーツにもあります。ビタミンEビタミンCは互いに効果を高めあう関係にあり、これによりさらにアンチエイジング効果が期待できます

とはいえ、やはりドラゴンフルーツ単体では他の酸味のある果物に比べるとビタミンC含有量はやや少なめなので、他の果物と無理なく摂取できるスムージーがおすすめです!

 

2-4.他の栄養の効果を高め、解毒効果まで!

これもドラゴンフルーツに特徴的な効果です。アルブミンという物質が含まれており、これは体内に存在するたんぱく質で栄養素の運搬毒素を中和する役割を担っています。

これまでたくさん説明してきた栄養を全身に運ぶ役割をしているので、ある意味一番重要な物質と言えますね。

もちろん、ドラゴンフルーツ単体だけではなく、一緒に食べたものの栄養も運んでくれるため、スムージーなどでいろんな野菜やフルーツを取ると更に効果的ですね。

 

赤、黄色、白・・・色々なドラゴンフルーツの種類

 

先ほども少し触れましたが、ドラゴンフルーツにはいろいろな種類があります。

ホワイトピタヤ

あっさりしている。もっとも流通量が多い

レッドピタヤ

ホワイトよりやや甘い

ピンクピタヤ

レッドとホワイトの中間

イエローピタヤ

ごつごつしている。もっとも甘い

 

一般に、白いものはより味がさっぱりしていて、赤いもののほうが甘い傾向にあります。

中間くらいの味わいを持つピンク色のものもありますね。どれも淡い味わいで、濃厚な味のものを食べた後には安心感のあるこのフルーツを味わいたくなる時があります。

このような赤やピンクのものには先ほど紹介した高いアンチエイジング効果があるベタシアニンが含まれています。

他に、皮が黄色い(果肉は白い)ものもあり、皮がごつごつしているか他のピンク色の種のようにひらひらが付いているかによってさらに二種類に分かれます。

上で紹介したものは皮がごつごつしているイエローピタヤと呼ばれる種ですが、ゴールデンピタヤという種類もあります。

このように皮がひらひらしていて、実は白いです。ちなみに先ほどのイエローピタヤも実の色は白です。味は通常の赤や白とあまり変わらず、淡い味わいが楽しめます。同じ黄色でも皮がごつごつしているイエローピタヤのほうが甘いということですね。

ドラゴンフルーツはスムージーで食べよう!

生で食べたり、サラダに入れたり、いろいろな食べ方をされているドラゴンフルーツですが、やはりスムージーがおすすめの食べ方となります。

なぜかというと、アルブミンが含まれているため、他の野菜やフルーツの栄養をより効率的に摂取できるという点が一つ。

更に、味が淡いため、他のものと混ぜても邪魔になりません。純粋に栄養をプラスできるような形ですね。

また、赤いものは色味が非常に綺麗です。ベリー系と合わせてさらに色を鮮やかにしたり、牛乳や豆乳と作ると淡い紫やピンク色になりとても華やかになります。

スムージーだけではなく、アイスクリームなどに混ぜてもとても映えますね。

ただし、生で赤いドラゴンフルーツに触ると、しばらく色が落ちないくらい強い色素のため、服などにつかないように気を付けて下さい

 

どうでしょうか。独特の見た目であまり食べてこなかった人は、ぜひスムージーでドラゴンフルーツを試してみてください!