果物解説

さくらんぼって桜になるの?栄養はあるの?調べてみた 果物別解説-さくらんぼ編

ハイサイ!前回は冬を代表する果物、みかんについてお話ししました。

今回はさくらんぼ編。いろいろな種類があり、人気も高い果物ですが、どのようにして生ってどんな栄養があるのか、調べてみました。

要点まとめ

・さくらんぼは桜の木の実だが、普通の桜ではない
・生活習慣病予防にアレルギー改善。体を元気にする作用がある
・生活リズムを整え、快眠のサポートまで!知られざるさくらんぼの効果

 

さくらんぼは桜の実?意外に知らないさくらんぼの秘密

さくらんぼはバラ目バラ科、サクラ属に属する果物です。和名はサクランボ、英名はcherryです。漢字では桜桃(おうとう)といいます。

さくらんぼは桜の木に生る果物です。

ですが、一般的に観賞用として咲いているソメイヨシノにはこのような実は付きません。

実がなることはなりますが、小さく味も悪いため食用には適しません。

食用としてよく見るさくらんぼを付けるのは、セイヨウミザクラという種類の桜です。

違いはというと、桜は桜なのであのイメージする綺麗な花を付けますが、花の色が白いのが特徴です。

ソメイヨシノはピンク色ですね。

セイヨウミザクラ

ソメイヨシノ

 

さくらんぼは世界中で作られており、トルコ、アメリカ、イランなどで栽培が盛んです。

日本では山形県、青森県、山梨県がトップスリーですね。

種類も非常に豊富で、佐藤錦、高砂、紅さやか辺りがメジャーでしょうか。

ちなみにアメリカンチェリーはアメリカの西海岸で取れた輸入品の総称なので、アメリカンチェリーの中でもビングやレーニアなどの品種に分かれます。

さくらんぼの旬は桜の花が散った後に実を付けるため5-6月くらいですが、ハウス栽培もされており正月辺りに出回る品種もあります。

味は甘酸っぱく、同じバラ科の桃やすももに似た味わいです。実は小さいですがみずみずしく、一度食べると何粒も止まらなくなる美味しさがあります。日本国内でもとても人気のある果物の一つです。

 

さくらんぼの栄養はこちら!【生活習慣病予防、アレルギー改善、不眠解消】

では、さくらんぼの栄養素を抜粋して紹介します。

さくらんぼの栄養素(抜粋)

・熱量(60kcal)
・食物繊維(1.2g)
ビタミンA(8μg)
・葉酸(38μg)
・鉄(0.3mg)
アントシアニン
メラトニン
ケルセチン
※()内は100g中の含有量を記載

概ねこのような栄養素が含まれています。特に注目すべきものを太字にしています。

それぞれの栄養素の効能を簡単にまとめます。

食物繊維 便秘の解消、腸内環境改善、満腹感を維持する
ビタミンA 目の健康を維持、皮膚や粘膜を健康に保つ、がん予防、抗酸化作用
葉酸 胎児の健全な発育、貧血予防、認知症予防
疲労改善、貧血予防
アントシアニン 視覚機能の改善、眼病予防、花粉症予防、メタボ予防
メラトニン 睡眠を促す、脂質や糖を代謝する、概日リズムを整える
ケルセチン 抗酸化作用、美肌効果、血圧降下、脂肪分解、生活習慣病予防

以上のような効果が期待できます。もう少し詳しく解説します。

 

2-1.さくらんぼには体全体を元気にする効果がある!【生活習慣病予防、疲労回復、抗炎症、整腸作用など】

栄養素の一覧を見ていただくと分かる通り、さくらんぼにはビタミンAやアントシアニンが含まれています。

これらは目に良い効果をもたらすことは良く知られていますが、その抗酸化作用によって動脈硬化や脳卒中を初めとした生活習慣病予防に効果が期待できます。

更に、カリウムも含まれているため体内の水分・ナトリウム量を調節し、高血圧予防もできます。

また、アントシアニンと同じポリフェノールの仲間であるケルセチンには血流を良くし脂肪を分解する、炎症を抑えて関節痛を軽減するなど様々な効果が得られます。

これらの効果に加えて鉄分の疲労回復効果、食物繊維の整腸作用などなどが組み合わさり、病気を予防しつつ身体全体を元気にしてくれる効果があるといえます。

 

2-2.アレルギー改善効果も期待できる

先ほど紹介したケルセチンには、アレルギーを抑える効果があります。

アレルギーはアレルギーを起こす物質(アレルゲン)に反応してヒスタミンという物質が大量に出されることで起きます。

例えば花粉というアレルゲンが入ってきたことによって、体内で大量にヒスタミンが出てくしゃみや鼻水、かゆみ、発赤、酷くなると気道閉塞や蕁麻疹などが出るという流れですね。

ケルセチンはそのヒスタミンの発生を抑える強い作用があるため、アレルギー症状が緩和されます。

また、アントシアニンにもアレルギー反応を抑える効果があります。

ケルセチンとアントシアニンの二つの効果によって、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギーを改善することができます。

 

2-3.睡眠の質が上がる!【生活リズムを整える】

さくらんぼにはメラトニンが含まれています。

メラトニンは睡眠を促すホルモンで、自然な入眠を助けてくれます。

生活リズムを整える効果もあるため、不眠を解消し、朝起きて夜眠るという生活のサイクルを正常に戻す手伝いをしてくれます。

 

【まとめ】さくらんぼは生活リズムを整え、体を元気にしてくれるフルーツだった

今回はさくらんぼ編でした。内容を簡単にまとめます。

・甘酸っぱくてとても人気のある果物

・桜に生る実だが、観賞用の桜ではなくさくらんぼ用の桜がある

・生活習慣病予防やアレルギー改善など体を健康にする作用がある

・生活リズムを整え、快眠の手助けをしてくれる

今回は以上です。皆さんもさくらんぼを食べて、毎日元気に健康に過ごしていきましょう!